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糖尿病の食事療法

糖尿病の三大治療方法の中でも特に重要な食事療法についてご案内します。合併症の発症・進行を予防するためにも大切です。
糖尿病の食事療法は、特別な食事を用意するわけではないので、ダイエットをしたい方、メタボリックシンドロームの方、血糖値が気になる糖尿病予備群の方など、生活習慣病・成人病予防全般に効果が期待できるおすすめの情報です。

糖尿病にはなぜ食事療法が必要なのか

糖尿病の運動療法それは、糖尿病が、摂取する食事と密接な関係にあるインスリン分泌の不足や欠乏から起こる病気だからです。

インスリン不足の状態で、食事によって余分なエネルギーを摂取してしまうと、それを消費して血糖をコントロールするのは非常に大変です。摂取したぶどう糖などの栄養分が利用されずに、各細胞が栄養不良になる一方で、ぶどう糖がどんどん増え続けて、血液中に染み出し高血糖状態になるからです。

摂取する食べ物の量を制限し、栄養バランスのよい食事に切り替えて適切なエネルギー摂取量に抑えれば、血糖コントロールがよりスムーズに行えます。
実際、食事が乱れると、他の治療法の効果が下がったり、あまり効果が反映されなくなってしまいます。その意味でも、食事療法は糖尿病治療の根幹となる治療法なのです。

また、2型糖尿病の場合、厳格に食事療法を守れば、70%以上の人がそれだけで血糖コントロールができるようになると言われています。



糖尿病の食事療法の基本

1.適正な1日のエネルギー量

年齢、性別、身長、体重、生活活動量などに基づいて、1日の食事の量(エネルギ-量)を計算します。 



2.バランスよく食べる

栄養のバランスを考えましょう。
適正な1日のエネルギー量算出方法で算出できたら、同時に各栄養素のバランス配分をして食事を採る事も考えましょう。
食品別のエネルギーは「糖尿病食事療法のための食品交換表」に詳しい方法が紹介されており、日本糖尿病学界が作成した『糖尿病食事療法のための食品交換表 第6版』が販売されてますので是非参考にしてみて下さい。
また、それに類する本もたくさん出ておりますのでダイエットをされてる方にもオススメです。



3.アルコール、甘いものは控えめに

食事療法アルコール類は意外に高カロリーで、エネルギーになりますが栄養素にはなりません。
お酒を飲むときは、必ずおつまみを取ることをオススメしますが、ビール大瓶一本のカロリーは、ハンバーガー1個分に相当するほど高いので、おつまみにから揚げ等の高カロリーな物を食べることはオススメできません。
おつまみは油物を控え、豆腐や乳製品などのたんぱく質や、野菜などを中心にしましょう。
また、飲んだ後のラーメンはとても魅力的ですが、脂肪肝や肥満の大きな原因になりますから注意しましょう。

甘いものを食べて、そのエネルギー量を運動で消費するのはかなり大変です。ショートケーキ1個を運動で消費するには、なんと45分~1時間程度のランニングが必要なのです。



4.食物繊維をとる

食物繊維をとる食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにし、コレステロールを減少させ、脂質の吸収を抑える効果があります。

食物繊維は未精白の穀類(玄米・麦ごはん・全粒粉パンなど)や野菜、芋、きのこ、海藻、くだもの、豆類などに多く含まれます。特にエネルギーが少ない野菜やきのこ、海藻類は沢山食べるようにしましょう。




5.1日3食きちんと食べる

1食抜いたり、食事の間隔が不規則になると、血糖の変動が大きくなり、血糖値のコントロールが難しくなります。
間食をし過ぎて食事時間になってもあまり食べられなってしまうことも好ましくありません。おやつや間食も摂取エネルギーの中に含まれるので、きちんと換算し、1日に必要なエネルギーが、朝・昼・夕食の3回、均等な配分になるよう心がけましょう。



糖尿病の食事療法のアドバイス

『低GI食品』 最近、注目されています!

糖尿病の食事療法・低GI食品食事をすると食べたものは消化され、血液中の血糖値や中性脂肪が上昇します。その血糖値上昇に伴い、インスリンが分泌されるのですが、血糖値が急激に上昇してしまうと体のエネルギーとして消費されないインスリンの働きにより、『備蓄エネルギー』として脂肪細胞に貯えられます。この状態では、『貯える』=『太る』ということになるので、非常に気をつけなければなりませんが、ゆっくりと消化し急激な吸収を妨げれば、体のエネルギーとして消費され、血糖値の上昇や脂肪の備蓄を抑えられるということになります。

そこで、現在注目を集めいているのが、血糖値を急激に上げないため、またインスリンを多く出さないために、糖質の多い食品(ご飯、パン、麺類、芋、砂糖、果物など)の中で、血糖値を上げにくい『低GI食品』や、食べ合わせによって糖質による血糖値の上昇を抑える『血糖値の上昇を抑えるGI食品』なのです。

例えば、主食のごはんやパンについては、白米より玄米、黒米、五穀米などが低GIで、食パンよりクロワッサン、ライ麦パン、全粒粉パンの方が圧倒的に低GIです。

また、食物繊維は血糖値の上昇を抑えられるので、食物繊維の多い豆類や、野菜、海草、きのこ類を一緒に食べるようにしましょう。
乳製品も1日200cc~400ccを摂取すると効果的です。

ただし、「低GI値食品 = 消化が遅い食品」なので、体調がよくない時や胃腸の調子が悪い時は低GI食品を避け、消化のよいものを食べましょう。

カロリーとあわせ、GI値も意識することで相乗効果を狙いましょう!



糖尿病の食事療法 参照サイト


■循環器病気情報サービス
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/Sick/buhin20.html


■かぎもとクリニック オンライン糖尿病教室
http://www.diabetes.gr.jp/EDU/a010.html






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